左腕の介助が必要な私の祖父

初期対応の遅れ

農作業中に脳卒中を発症した元々大阪でクリックをしていた祖父は発見が遅れてしまい救急搬送された時にはすでに治療が難しいとも言われていました。救命センターであらゆる治療などが行われて何とか回復することが出来ました。現在の生活では、リハビリや再生医療などの効果もあり日常生活での動作の制限はあまりない状態にまでなりましたが、左腕に麻痺が残り高い位置のものを取ったり自分のおへそよりも上に腕を上げる事が出来ない状態となりました。体調を崩してしまい定期的に通院を余儀なくされ、その費用と通院のしやすさから引っ越しをすることになった時のことです。元々はそこそこ広めの部屋に住んでいたのですが学生の住むワンルームホドのアパートに引っ越しすることになり大量の家具を処分することになりました。その時の経験から大型家具の処分の仕方の参考になればと思います。中古ショップへの販売なども考えられますが、移送料などを請求される可能性があるので、よっぽど高価で売れそうな家具でもない限りは中古ショップをあてにするのはやめた方が良いです。ただし、地方にお住まいで、自家用車など移送手段がある方は検討されてもいいかもしれません。話を戻します。大型家具の処分でまずは家族や友人に「取りに来てもらえる前提」で引き取ってもらうことです。これならお互いに何も損もなく取引ができます。実際私の場合はソファと組み立て式の作業デスクとカラーボックスを弟や友人に譲っています。引越しの日などに合わせて手伝もお願いしたりして、何も不足なく処分できました。それでもまだ大型家具が残っており、それらの処分を考えた結果、結局は大型ゴミとして自治体や区に回収してもらうのが一番コストが低いと判断しました。引き取り日などは予約制になっているので、スーパーなどでその地域の大型ゴミ出し用のシールを購入して、引き取り日の朝にゴミの集積所におくだけですみます。家族や友人に譲れなかったとしたら、あれこれ考えるより、無難に処分が一番安全ですね。

介護が必須の状態

そのためテーブルの上に手を載せるなどする際には右手で介助を行っていました。最初の方は全く左腕が動かずイライラしていた様子もありましたが自分でリハビリを積極的にしている効果もあり少しずつ上がるようになり最近でもリハビリでおへその下まで腕が上がるようになったと喜んでいました。後遺症で生活に困難をきたしたりもしますが、リハビリを継続して行う事で少しずつではありますが回復していくという事を感じました。今でも病院以外で自宅でもリハビリを頑張っており、テレワークでの仕事が可能なコンサルティング会社に勤めています。