私は以前、近所の公園でジョギングをしていた際に段差に足をとられ、右足首を派手に捻ってしまいました。その時はただの捻挫だと思い、数日間湿布を貼って過ごせば治るだろうと楽観視していました。しかし、この安易な判断が後に大きな後悔を招くことになったのです。怪我をした直後、確かに腫れはありましたが、痛みがある中で何とか歩くことができたため、私は重症ではないと決めつけてしまいました。しかし、1週間経っても腫れは引かず、それどころか足首が妙にグラグラするような違和感が残るようになったのです。後になって知ったことですが、私が経験したのは第2度の中等症に相当する捻挫で、本来であればギプスや専用のサポーターで数週間の固定が必要な状態でした。それを怠ったために、断裂した靭帯の断端が離れたまま修復され、関節の支持力が著しく低下してしまったのです。それ以来、少しの段差でも足首がカクッとなるようになり、本格的なリハビリを余儀なくされました。もしあの時、自分で重症度をしっかりとチェックしていれば、状況は違っていたはずです。例えば、受傷したその日に靴を履くのが苦痛なほど腫れていたことや、内出血が足の甲まで広がっていたことは、明らかに重症を示すサインでした。捻挫の重症度チェックは、単に今の痛みを確認するだけでなく、将来の自分に対する投資のようなものです。骨に異常がないから大丈夫、動けるから平気という考え方は非常に危険です。靭帯は一度緩むと自然に元の長さに戻ることはありません。もし皆さんが足首をひねったなら、まずは落ち着いて腫れの程度、痛みの局在、そして何より体重をかけた時の安定性を厳しく評価してください。少しでも不安があるなら、それは体が発している警告です。私のように「たかが捻挫」という思い込みで一生付き合うことになる関節の緩みを作らないためにも、初期の重症度チェックを徹底し、万全の体制で治療に臨むことを強くお勧めします。
捻挫を軽視してはいけない理由と関節の緩みを防ぐための知識