現在妊娠8ヶ月目に入る私ですが、先日、保育園に通う3歳の長男からアデノウイルスをうつされてしまい、これまでにない苦しい日々を過ごしました。事の始まりは、長男が園から帰宅した際に目が少し赤く、微熱があったことでした。翌日には長男の熱は39度にまで上がり、小児科で検査したところアデノウイルスの陽性反応が出ました。看病をする中で、手洗いや消毒には気をつけていたつもりでしたが、甘えん坊の長男を抱っこしたり、顔を近づけて寝かしつけたりする中で、どうしてもウイルスを避けることはできませんでした。長男の熱が下がり始めた頃、今度は私に異変が起きました。最初は喉の奥がチクチクするような違和感があり、次第に唾を飲み込むのも辛いほどの激痛に変わりました。そして夜には一気に38.5度の熱が出て、節々の痛みとともに激しい倦怠感に襲われました。妊娠中ということもあり、薬を飲むことへの抵抗感と、お腹の中の赤ちゃんへの影響が頭をよぎり、不安で一睡もできない夜を過ごしました。翌朝、すぐに産婦人科に電話し、感染の疑いがあることを伝えて受診しました。先生からは、アデノウイルスには特効薬がないこと、そして無理に熱を下げる必要はないけれど、母体が辛いならアセトアミノフェンを処方できると言われました。赤ちゃんへの影響を尋ねると、ウイルスが直接胎盤を通って赤ちゃんに悪影響を及ぼすことは稀だと言われ、少しだけ胸を撫で下ろしたのを覚えています。しかし、そこからの回復は想像以上に過酷でした。喉の痛みで水さえ飲むのが辛く、食事もほとんど喉を通らない日々が4日間続きました。高熱による脱水が怖かったので、OS1などの経口補水液を少しずつ口に含み、お腹を冷やさないように気をつけながら氷枕で頭を冷やし続けました。お腹の赤ちゃんが動くたびに、ごめんね、一緒に頑張ろうね、と心の中で語りかけながら耐えるしかありませんでした。結局、熱が完全に下がって体力が戻るまでに1週間以上かかりました。今回の経験で痛感したのは、妊婦にとって「普通の風邪」は存在しないということです。どんなウイルスも母体には大きな負担となり、精神的にも追い詰められます。家族に小さな子供がいる場合、完全に隔離するのは現実的ではありませんが、やはり使い捨ての手袋やマスクを徹底し、可能な限りリスクを減らすべきだったと反省しています。それでも、産婦人科の先生や看護師さんが温かくサポートしてくれたおかげで、無事に乗り切ることができました。今は、体力が戻った喜びと、再び元気にお腹を蹴ってくれる赤ちゃんへの感謝でいっぱいです。
上の子供からアデノウイルスをもらってしまった私の体験記